
一応カメラの周辺機器として出る装置。
名前は長いが、ポータブルデータトランスミッター(PDT-FP1)だ。
| 基本仕様 | ||
|---|---|---|
| サイズ(高さ×幅×厚さ) | 約 170 mm x 80 mm x 26.6 mm | |
| 重量 | 約 308 g | |
質量はやや重い308g。
縦横も普通のスマホ+α程度大きいので注意。
| OS | Android(TM) 13 *1 | |
|---|---|---|
| CPU | Snapdragon(R) 8 Gen 2 Mobile Platform *2 | |
ここに書いてある通り、Android13を装備して発売される。
ヘルプガイドという今後の予定とか説明書が公開されてるのだが、それによるとAndroid14にアップグレード可能ということだ。
| 内蔵メモリ(RAM/ROM) | 8 GB / 256 GB *3 | |
|---|---|---|
| 外部メモリ | 最大 1 TB (microSD/microSDHC/microSDXC) *4 *5 | |
| バッテリー | リチウムイオン電池(5000 mAh) | |
メモリーは8GB、容量は256GBだが、MicroSDカードで1TBの増設が可能。
リチウムイオン電池は5000mAhなので安心だ。
| 2Dコードスキャナー(二次元コード読み取り用) | ○ | |
|---|---|---|
| SIM | nanoSIM / eSIM *6 | |
| デュアルSIM仕様 | DSDS | |
| Bluetooth | Bluetooth(R) 5.3 wireless technology | |
| ディスプレイ | OLED (1080×2520), 6.1インチ | |
| スピーカー | ○ | |
| GPS | A-GPS, A-GLONASS, Beidou, Galileo, QZSS *7 | |
カメラはXperia5のインカメラぐらいの性能だとか。
説明では2次元バーコードスキャナーとあるが、カメラアプリを入れると写真も普通に撮影できる。
SIMはデュアルSIMで、2個入れられる
あとは、自動で電波の良い方に切替できたり良いところもある。
トランスミッターについてるアンテナ部分も広く、黄色い部分は全部アンテナである。
5GはSub6とミリ波両方対応してる上、アンテナが多いのでありがたい。
| ネットワーク | ||
|---|---|---|
| Wi-Fi(R) | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax, 2.4/5/6GHz *7 | |
| Wi-Fiテザリング接続可能台数 | 最大 10台 | |
| 対応バンド(4G) | 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 46, 48, 66, 71 *8 | |
| 対応バンド(5G Sub6) | NSA: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n30, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78, n79 *8 SA: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78, n79 *8 |
|
| 対応バンド(5G ミリ波) | n257, n258, n260, n261 *8 | |
| 最大スループット(5G) | アップリンク:最大 1.1 Gbps / ダウンリンク:最大 8.1 Gbps *9 *10 | |
ネットワークはかなり良い
Wi-Fiはax や 6Ghz帯に対応しており、とても速い。
ただし、屋外は6Ghzで通信できないので注意しておきたい。
本製品はカメラとサーバーの間を中継することで転送が楽になります。

テザリングは10台。
4Gと5Gの電波はほぼ網羅している。
バンド幅が多いので普通のスマホで操作するより、電波の受診できる範囲がとても広いのは助かる。
| 入力端子 | ||
|---|---|---|
| USB Type-C(TM) 端子(データ転送) | USB Type-C(TM) (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB3.2)) | |
| USB Type-C(TM) 端子(CHARGE) | USB Type-C(TM) | |
| HDMI(R)端子 | Type-A: <YCbCr 4:4:4/4:2:2/RGB> 3840×2160 (60p/50p/30p/25p/24p), 1920×1080 (60p/50p/30p/25p/24p), 1280×720(60p/50p/30p/25p/24p), 720×480 (60p), 720×576 (50p), 640×480 (60p) | |
| LAN端子 | 10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T | |
USB Cがデータ用と充電用、2系統あるのはとても助かる。
他にもHDMIのA端子やRJ-45端子があったり、通信面も優遇されている。
HDMIは4Kに対応。

本体の裏に三脚ネジがあり、肩がけしたり、腰につけたりと便利なアイテムである。
| 冷却ファン | ||
|---|---|---|
| タイプ | DCファン | |
| ファンの厚さ | 約 5.0 mm | |
| ファン流量 | 約 51 L/min *11 | |
ポータブルトランスミッターにはFANが内蔵していて、冷却することができる。
ファンはON OFFの他、バランス、冷却優先、静音優先など設定ができるので、動画でファンの音が…ってときなども静音にしておけば大丈夫である。

| ヒートシンク | ||
|---|---|---|
| サイズ | 約 37.15 mm x 19.3 mm x 7.3 mm | |
ヒートシンクも頑丈で、40℃程度の環境でも動作するとのこと。
なので、夏場で配信が落ちたとかはないだろう。
| 電源 | ||
|---|---|---|
| 給電 | 〇 (USB Power Delivery) *12 | |
| 充電時間 | 約 115 分 *13 *14 | |
| 連続動作時間(LTE経由のFTP転送時) | 約 4 時間 *15 *16 | |
| 連続動作時間(HDMI経由のビデオアップロード時) | 約 2 時間 *16 *17 | |
| 連続待受時間(LTE使用時) | 約 600 時間 *16 *18 | |
| 連続待受時間(5G SA使用時) | 約 450 時間 *16 *18 | |
| その他 | ||
| 使用温度範囲 | 0 – 40 ℃ | |
| 付属品 | ||
| 付属品 | – | |
充電はPD対応。
スペック上、付属品はないものの対応してるアダプタが30WのUSB-CなのでPD対応だ。
充電時間も115分と短い。
カメラと繋いで自動アップロード
RJ-45を使いリアルタムでデータをFTPサーバにアップロードできるのも良い。

ここではソニー製アプリケーションTransfer & Taggingを使用してみたのでそれの記事も書いておく。

Transfer & TaggingはJpgのみ受信。
RAWは受け取るとエラーになる
使用したカメラはα1(ILCE-1)
最近のカメラはJpgとHIFFどちらにするか設定できる。
ここではJpgのみを転送したいのでJpgのみを選択する。
Jpgのみを転送する場合
カメラの設定>FTP設定 JpgとHIFF カメラの設定>Jpg+RAW Transfer & Tagging>転送モード エラー出ずにJpgのみ受信
RJ-45(LAN)の場合
Creatos’ Appを経由してTransfer & Taggingの 「連携アプリから取り込み」を選択。 これで自動で取り込まれる。(ポータブルデータトランスミッターの場合)
Creatos’ App自体はα1とα7SIIIに対して、まだ対応してないが、対応すれば使えるようになる。
その場合、Creatos’ AppにTransfer & Taggingを指定することによって確認なにし自動転送が可能になる。
ソニーストアで試したこと
α1(5010万画素)、JPGの転送(エクストラファイン) 使用端子:RJ-45(LAN)の場合。
転送のラグ(0.5-0.8秒) 転送表示(0.2-0.3秒)程度。 ストレスはなかった。
Wi-Fi転送で屋内な場合 5Ghz転送もオススメ。 ただし、屋外では2.4GhzなのでWi-Fiはあまりオススメできない。 (仕事ではNGレベル)
現状わかってるのはこんなところである。
また、分かり次第、ブログに投稿する。
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