SONYがなんだか面白いガジェットを発売するらしい

By deruz3, 2024年3月18日

一応カメラの周辺機器として出る装置。
名前は長いが、ポータブルデータトランスミッター(PDT-FP1)だ。


ほぼすべての周波数をもっていたり、内蔵ファンがついてたりする装置。
まずはスペックから。

基本仕様
サイズ(高さ×幅×厚さ) 約 170 mm x 80 mm x 26.6 mm
重量 約 308 g

質量はやや重い308g。

縦横も普通のスマホ+α程度大きいので注意。

OS Android(TM) 13 *1
CPU Snapdragon(R) 8 Gen 2 Mobile Platform *2

ここに書いてある通り、Android13を装備して発売される。
ヘルプガイドという今後の予定とか説明書が公開されてるのだが、それによるとAndroid14にアップグレード可能ということだ。

内蔵メモリ(RAM/ROM) 8 GB / 256 GB *3
外部メモリ 最大 1 TB (microSD/microSDHC/microSDXC) *4 *5
バッテリー リチウムイオン電池(5000 mAh)

メモリーは8GB、容量は256GBだが、MicroSDカードで1TBの増設が可能。
リチウムイオン電池は5000mAhなので安心だ。

2Dコードスキャナー(二次元コード読み取り用)
SIM nanoSIM / eSIM *6
デュアルSIM仕様 DSDS
Bluetooth Bluetooth(R) 5.3 wireless technology
ディスプレイ OLED (1080×2520), 6.1インチ
スピーカー
GPS A-GPS, A-GLONASS, Beidou, Galileo, QZSS *7

カメラはXperia5のインカメラぐらいの性能だとか。
説明では2次元バーコードスキャナーとあるが、カメラアプリを入れると写真も普通に撮影できる。

SIMはデュアルSIMで、2個入れられる
あとは、自動で電波の良い方に切替できたり良いところもある。

トランスミッターについてるアンテナ部分も広く、黄色い部分は全部アンテナである。
5GはSub6とミリ波両方対応してる上、アンテナが多いのでありがたい。

 

ネットワーク
Wi-Fi(R) IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax, 2.4/5/6GHz *7
Wi-Fiテザリング接続可能台数 最大 10台
対応バンド(4G) 1, 2, 3, 4, 5, 7, 8, 11, 12, 13, 17, 18, 19, 20, 21, 25, 26, 28, 29, 30, 32, 34, 38, 39, 40, 41, 42, 46, 48, 66, 71 *8
対応バンド(5G Sub6) NSA: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n30, n38, n40, n41, n66, n71, n77, n78, n79 *8
SA: n1, n2, n3, n5, n7, n8, n20, n25, n28, n38, n40, n41, n48, n66, n71, n77, n78, n79 *8
対応バンド(5G ミリ波) n257, n258, n260, n261 *8
最大スループット(5G) アップリンク:最大 1.1 Gbps / ダウンリンク:最大 8.1 Gbps *9 *10

ネットワークはかなり良い
Wi-Fiはax や 6Ghz帯に対応しており、とても速い。
ただし、屋外は6Ghzで通信できないので注意しておきたい。

本製品はカメラとサーバーの間を中継することで転送が楽になります。

テザリングは10台。
4Gと5Gの電波はほぼ網羅している。
バンド幅が多いので普通のスマホで操作するより、電波の受診できる範囲がとても広いのは助かる。

入力端子
USB Type-C(TM) 端子(データ転送) USB Type-C(TM) (SuperSpeed USB 5 Gbps (USB3.2))
USB Type-C(TM) 端子(CHARGE) USB Type-C(TM)
HDMI(R)端子 Type-A: <YCbCr 4:4:4/4:2:2/RGB> 3840×2160 (60p/50p/30p/25p/24p), 1920×1080 (60p/50p/30p/25p/24p), 1280×720(60p/50p/30p/25p/24p), 720×480 (60p), 720×576 (50p), 640×480 (60p)
LAN端子 10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T

USB Cがデータ用と充電用、2系統あるのはとても助かる。
他にもHDMIのA端子やRJ-45端子があったり、通信面も優遇されている。
HDMIは4Kに対応。

本体の裏に三脚ネジがあり、肩がけしたり、腰につけたりと便利なアイテムである。

冷却ファン
タイプ DCファン
ファンの厚さ 約 5.0 mm
ファン流量 約 51 L/min *11

ポータブルトランスミッターにはFANが内蔵していて、冷却することができる。
ファンはON OFFの他、バランス、冷却優先、静音優先など設定ができるので、動画でファンの音が…ってときなども静音にしておけば大丈夫である。

ヒートシンク
サイズ 約 37.15 mm x 19.3 mm x 7.3 mm

ヒートシンクも頑丈で、40℃程度の環境でも動作するとのこと。
なので、夏場で配信が落ちたとかはないだろう。

電源
給電 〇 (USB Power Delivery) *12
充電時間 約 115 分 *13 *14
連続動作時間(LTE経由のFTP転送時) 約 4 時間 *15 *16
連続動作時間(HDMI経由のビデオアップロード時) 約 2 時間 *16 *17
連続待受時間(LTE使用時) 約 600 時間 *16 *18
連続待受時間(5G SA使用時) 約 450 時間 *16 *18
その他
使用温度範囲 0 – 40 ℃
付属品
付属品

充電はPD対応。
スペック上、付属品はないものの対応してるアダプタが30WのUSB-CなのでPD対応だ。
充電時間も115分と短い。

カメラと繋いで自動アップロード
RJ-45を使いリアルタムでデータをFTPサーバにアップロードできるのも良い。

ここではソニー製アプリケーションTransfer & Taggingを使用してみたのでそれの記事も書いておく。


Transfer & TaggingはJpgのみ受信。
RAWは受け取るとエラーになる

使用したカメラはα1(ILCE-1)
最近のカメラはJpgとHIFFどちらにするか設定できる。
ここではJpgのみを転送したいのでJpgのみを選択する。

Jpgのみを転送する場合
カメラの設定>FTP設定 JpgとHIFF カメラの設定>Jpg+RAW Transfer & Tagging>転送モード エラー出ずにJpgのみ受信

RJ-45(LAN)の場合
Creatos’ Appを経由してTransfer & Taggingの 「連携アプリから取り込み」を選択。 これで自動で取り込まれる。(ポータブルデータトランスミッターの場合)

Creatos’ App自体はα1とα7SIIIに対して、まだ対応してないが、対応すれば使えるようになる。
その場合、Creatos’ AppにTransfer & Taggingを指定することによって確認なにし自動転送が可能になる。

ソニーストアで試したこと
α1(5010万画素)、JPGの転送(エクストラファイン) 使用端子:RJ-45(LAN)の場合。
転送のラグ(0.5-0.8秒) 転送表示(0.2-0.3秒)程度。 ストレスはなかった。

Wi-Fi転送で屋内な場合 5Ghz転送もオススメ。 ただし、屋外では2.4GhzなのでWi-Fiはあまりオススメできない。 (仕事ではNGレベル)

現状わかってるのはこんなところである。
また、分かり次第、ブログに投稿する。

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