HP ProLiant ML350Pを水冷化してみた

By deruz3, 2021年2月19日

サーバのFANが煩い問題を解決するべく、考えた結果「水冷にすれば解決するんじゃない?」ってことで簡易水冷化してみたいと思います。
使用した本体はこちらです


(水冷化は自己責任でお願いします)

こちらがFANになります。
これが1CPUだと3つ、2CPUだと4個搭載しており、所持してる方なら分かりますが、結構煩いんです。

海外サイトによれば、半田でPINをいじることによって、回転数を一定にして静音化する方法もあります。

しかし、本来は熱が出て回転数が上がるFANですが、強制してしまうと冷えない問題が現れてしまうので、簡易水冷化することにしました。

奥に見えるのがFANです。ゲーミングマウスぐらいあって結構大きいです。

FANユニットは1個単位でも取れますが、まとめて持ち上げられるのでそのまま取り外します。

今回使用したマシンのスペックです(内部構成)

・CPU:Intel Xeon E5-2630 V2
・Smart Array: Smart Array P420i Controller
・iLO:2.71(最後に確認できたバージョン)
・SAS:300GB x2 900GB x2 RAID10
・LAN NIC 1Gbps 4Port x 4

まずはヒートシンクを取り外します。
その下にある、グリスもアルコール布などで拭き取り、水冷をセットするのですが、CPUSocket自体はLGA2011。
サーバー用なのでうまくハマりません。

ただ、対角線上には装着できるので斜めにネジ止めしました。

すると一応刺すことができます。
ラジエータを固定する場所がないので、PCケースをあけて上部に橋をかけラジエータをぶら下げる感じで冷やしてます。

ぶら下げると、CPUを2個装着しても問題ないでしょう。
多少、メモリーと干渉するのだけは気になりますが、あとで改善しようと思います。

そして、ついに電源ON!
ファンは120mmファンなのでほぼ無音で起動しました!

サーバー音でお悩みの方、参考にしてみてくさい。

使用した水冷

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